iGoサーバについて - あなたも席亭に!

更新履歴

2003/12/17 iGoサーバ3.5公開 - ひとりで検討機能。碁石がきれいに。接続先ID表示
2003/02/11 iGoサーバ3.2公開 - まった、にぎり機能。あいさつを増やした。
2002/12/03 iGoサーバ3.0公開 - デフォルトのコミ変更、部屋に入る前に確認、SGFファイルの棋譜を検討など
2002/08/05 iGoサーバ2.6公開 - 部屋タイトル変更、あいさつ文カスタマイズ、管理コマンドが使いやすくなりました
2002/03/05 iGoサーバ2.3公開 - 対局時計追加、終局手順の変更、その他たくさんの改良、バグ修正
2001/12/28 iGoサーバ1.5公開 - 置碁機能、追放機能、その他たくさんの改良、バグ修正
2001/11/25 iGoサーバ1.0公開 - 配布版デビュー

はじめに

iGoサーバを立ち上げることによって、 iGo棋院ネットワークで使われているオンライン囲碁対局システムを運営することができます。

iGoサーバを立ち上げると・・・

・・・などなどいろいろと楽しいことができます。

 

必要なもの

iGoサーバを立ち上げるには、すこしばかり必要なものと必要な知識があります。
必要なものは、サーバを動かすためのコンピュータと、お客さんがアクセスできるようにするためのネットワーク(回線)です。
必要な知識は、ホームページを立ち上げ、管理することができるくらいのことです。

以下、具体的に必要なものを説明します。

サーバ

・Javaを実行することのできるもの

サーバにはJava実行環境が必要です。(JDK, JREなど。JDK1.1相当以上)
こちらからインストールして下さい。お使いのOSでJava実行環境があるのか、またインストール方法などについてはこちらなどでお調べください。

・HTTPサーバ(Webサーバ)

対局システムのクライアントをダウンロードするために必要です。
Apache, Microsoft IISなど、なんでもよいです。CGIやServletなどのサーバロジックは全く使いません。
Windows98やWindows2000 Workstationの場合は別途インストールが必要です。Windows用のHTTPサーバとして簡単にインストールできるものとしてAN HTTPDなどがあります。

・ハードウエア

メモリやディスクなどについて特に制約はありません。Windows系なら128MB以上のメインメモリがほしいところです。棋譜を保存するのである程度のディスクの空き容量が必要ですが、棋譜はひとつあたり数KBなので100MBも空きがあればしばらくは十分でしょう。

・専用PC

iGoサーバ用にはそれ専用のPCを準備しましょう。自分が普段ワープロやゲーム、インターネットを楽しむために使っているパソコンとは別のものにしたほうがいいのです。なぜなら、その他のことに使うとその間はサーバの動作が重くなり、もしそのパソコンがフリーズしたり再起動を必要とするようなことになった場合、その時サーバに接続しているユーザをすべて追い出してしまうことになるからです。

・レンタルサーバについて

フリーや有料のレンタルサーバが多数ありますが、iGoサーバを動かすには専用の対局プログラムを動かさなければいけないので、たいていの場合これらのサーバは利用できません。つまり、GeoCitiesのような無料ホームページ間貸しサービスではiGoサーバは使えません。 プロバイダの提供するホームページのスペースでも同様です。

有料のレンタルサーバでもWebサーバやFTPサーバが利用できるくらいのところでは使えません。iGoサーバを動かすためには、レンタルサーバ上に、ユーザのプログラムをインストール&実行できるようになっていないといけません。これができるかについては、レンタルサーバ運営者にお尋ねください。

 

ネットワーク

1. 常時接続

インターネットに常時接続している必要があります。専用線、ADSL, CATVインターネットなど。それほど高速である必要はありません。FLET'S ISDNでも可能だと思います。

2. グローバルなIPアドレス

サーバに対して外部からアクセスできるようにするためにはグローバルなIPアドレ スが必要です。 プロバイダによっては、外部からアクセスできないプライベートなIPアドレスしかユーザに与えられない場合があります。(特にCATVの場合注意) 自分のプロバイダがグローバルなIPアドレスを提供しているかどうかについては、各プロバイダにお問い合わせください。

あると望ましいもの - 固定IPアドレス

グローバルなIPアドレスであってもサーバがプロバイダに接続するたびに異なるIPアドレスをわりあてられるようだと、そのたびにクライアント側に最新のIPアドレスを教えなければなりません。たとえばホームページから対局場へリンクをはっている場合は、HTMLファイルの中でリンク先である対局場のホストのIPアドレスを書き換えなければなりません。

ですので、できれば固定のIPアドレスをもっていたほうがいいです。 FLET'S ADSLなどのブロードバンドで固定IPアドレスをもらえるプロバイダについての情報は、こちらをご覧下さい。

固定でないIPアドレスの場合でもドメイン名を使い、Dynamic DNSのような仕組みを使えばリンク先が固定になります。Dynamic DNSについては、こちらこちらをご覧下さい。

ただし、会社・学校などのLAN内のみで使う場合は、上記1,2は必要ありません。 その場合でもDHCPで割り当てられる動的なIPアドレスではなく固定のIPアドレスを利用したほうがいいでしょう。

ブロードバンドルータのすすめ

最近は自宅にADSLやCATVインターネットをひいて、ブロードバンドルータを使い複数のPCからインターネットを楽しんでいる方も多いと思います。サーバを立ち上げるためにはブロードバンドルータは必須ともいえます。なぜなら、ルータがないと1台しかインターネットに接続できないので、上の「専用PC」で説明したとおり、普段使うパソコンとサーバの両方をネットにつなぐことができないからです。

ブロードバンドルータについてはこちらこちらこちらを参考にしてください。サーバを使うのに必要なブロードバンドルータの機能はポートフォワード機能(ポート転送機能、ローカルサーバ機能、IPマスカレード機能など、さまざまな呼ばれ方がある)を備えていることくらいです。

その他

iGoサーバのソフトウエアは無料です。

iGoサーバを商用利用してもかまいません。
また、 ソフトウエアをリバースエンジニアリングすること(クラスファイルの逆コンパイルなど)や、プログラム(クラスファイル)を改変することは許可しません。

iGoサーバの導入・運営について全般的に相談されたい方は、コンサルティングいたしますので別途お尋ねください。

免責事項

お約束ですが、当iGoサーバを導入したこと、利用したことによって発生するいかなる損害についても当サーバの開発者(森)は責任を持ちません。

 

ダウンロード

以上の内容を理解し、承知できる方はダウンロードして利用することができます。

iGoサーバ3.5をダウンロードする

以上

森 (Email: mori<at>igo.cc)